【イベント】香りの文化講座「令和の由来~梅花の宴と大伴旅人邸」を開催しました。
令和元年度企画展「令和ゆかりの地 大宰府政庁と万葉の時代を辿る」
に関連したイベント「第16回香りの文化講座」を、11月30日(土)に行いました。
大野城心のふるさと館 館長の赤司善彦先生に
「令和の由来~梅花の宴と大伴旅人邸」と題してご講演いただきました。
新元号「令和」の由来となった日本最古の歌集『万葉集』
巻第五「梅花の歌三十二首并せて序」の「初春令月、気淑風和」。
大宰帥であった大伴旅人は梅が咲きほこる自宅に
大宰府の役人や九州の国司を招いて梅花を題に歌会を催しました。
「梅花の宴」の催された、大伴旅人の邸宅跡の候補については
3説があるものの特定されていません。
長年、政庁跡地の発掘・調査に携ってこられた経験をもとに
旅人邸の有力地についてお話をいただきました。
講演後、赤司先生は多くの質問にお答えいただきました。
ご参加の皆様ありがとうございました。